LinkedIn / 制約は3つだけ

「フォロー → フォロバ → DM」は、1箇所だけ直せば成立する

やりたいことの筋は正しい。ただし LinkedIn ではフォローはDMの扉を開けない。必要なのは「つながり申請 → 承認」。公式APIでは探すことも送ることもできないので、どの道具も自分のログイン済みブラウザから動かすことになる。自動化は無料アカウントで成立する。

2026-11-01 読了 2分 対象: 自動検索とフォロー
フォロー DMの扉は 開かない つながり申請 承認されたら 普通にDMできる

0この図の読み方

制約を3つ見る

3つのうち、本当に効くのは3つ目だけ。

流れのどこが危ないか見る

危ないのは「探す」。送る所ではない。

3つの道を比べる

フォロー / つながり申請 / InMail の違い。

課金で何が変わるか見る

効くのは2つだけ。申請の本数は増えない。

1制約は3つ

1 公式APIでは何もできない

探す・送る、どちらの口も存在しない(探せるが送れない、ではない)。効き方: どの道具も自分のログイン済みブラウザから動かすことになる。これは前提で、止まる理由ではない。

2 非公式の取り口は壊れる

変わるのは道具がデータを取りに行くときのURL。プロフィールのURLは変わらないので、集めたリンクはそのまま使える。壊れたときは落ちずに「0件」で返ってくるのが厄介。

3 道具を使う側に来るのは停止

罰金を払ったのは道具を売っていた会社(1社は廃業、1社は全データ破棄命令)。使う側に来るのは罰金ではなくアカウント停止。しかもLinkedInはどの道具が入っているかを見ている。

道具が動く LinkedIn の取り口が変わる 0 件で返る エラーは出ない。だから「成功している」ように見える

2やりたい流れの、どこが危ないか

1
一番危ない

親和性の高い人を探す(検索)

無料アカウントは月およそ300回で頭打ち。超えると1クエリ3件しか返らず、翌月1日まで戻らない。道具の検出もここで効く。

2
ここを直す

フォローではなく「つながり申請」を送る

フォローでは相手はフォロワーになるだけでDMできない。申請の上限は週およそ100件、安全圏は1日20〜25件。

3
無害

承認を待つ

ここは何のリスクもない。承認率が低いままだと、次の申請の上限が下がることだけ注意。

4
安全

承認された人にDMを送る

承認後は普通のメッセージでよい(Premium不要)。承認前に送りたいなら Premium の InMail しか道がない。

3フォロー / つながり申請 / InMail の違い

やり方
相手の承認
DMできるか
要るもの
フォロー
要らない
できない
なし
つながり申請
必要
承認後にできる
なし(ノートは200字まで)
InMail
要らない
できる
Premium / Sales Navigator
フォロー 行き止まり つながり申請 承認 DM

4課金で変わるのは2つだけ

項目
無料(今これ)
Premium Business
自動化に効くか
月に検索できる回数
約300回で打ち止め(超えると1クエリ3件)
上限なし
効く
ノートを付けた申請
月3件・200字
無制限・300字
効く
週に送れる申請の数
約100件
約100件(変わらない)
効かない
1回の検索で見られる件数
150件程度
同じ
効かない
InMail(未つながりへのDM)
0
月5〜50通
今回は不要
! Premium Career では意味がない

検索の上限が外れるのは Business だけ。Career は就職活動向けで、上限なし検索が付かない。月 $69.99。

! 申請の数は課金では増えない

週約100件はアカウントの実績で決まる。お金では買えないので、送る量を増やす目的の課金は無駄。

! まず無料で成立する

月300検索 = 1日10回。ノート無しの素の申請を自動化し、ノートは本当に欲しい3人に手で書けば足りる。

5注意点 3つ

壊れても「0件」なので気づかない

道具が動いているのに候補が増えない、という形で失敗する。空になったら気づく仕組みを先に作る。

氏名を1人ずつ検索するのが一番もったいない

無料の月300回を一番食う作り方。企業単位・イベント単位で一度に引いて、そこから絞る設計にすれば同じ回数で母集団が何倍にもなる。

失うのは自分のアカウント

大手との人脈づくりの土台そのもの。損失が非対称なので、1件ずつ自分で承認して送る形から始める。

6今日決めるのは1つだけ

1

無料のまま、ノート無しの申請を1日3〜5件・1件ずつ自分で承認する形で試すか

課金は「月300検索では足りない」と分かってからでよい。そのときは Premium Business(Career ではない)。

7この図の根拠

  • フォローとつながりは別物で、フォロワーにDMするには InMail(Premium)が必要 — LinkedIn のメッセージ仕様
  • 無料アカウントの検索は月およそ300回(Commercial Use Limit)、超過時は1クエリ3件、毎月1日 0:00 PST にリセット
  • つながり申請は週およそ100件が上限、実務の安全圏は1日20〜25件
  • LinkedIn はページ内のスクリプトで6,000超のブラウザ拡張を走査しており、訴訟の答弁でも拡張検出システムの運用を述べている
  • 訴訟で金銭と差止を負ったのは道具を提供した3社(1社は廃業、1社は全データ破棄命令)。利用者側の処分は停止・制限
  • 無料アカウントのノート付き招待は月3件・200字(LinkedInのヘルプ記載。2025年9月版では5件だった)。Premium は無制限・300字
  • Commercial Use Limit を外せるのは Premium Business / Sales Navigator / Recruiter Lite。Premium Career では外れない
  • 週の招待上限は無料・Premium ともに約100件(2021年5月以降)。成熟アカウントで150〜200の報告はあるが未確認
  • 1検索で見られる件数は資料によって150件(15ページ×10)と1,000件で食い違う。未確定として扱う
  • 詳細と出典URLの全件: cto/skills/33-reuse-first-explorer/output/archive/2026-11-01_linkedin-connect-automation/why-nobody-does-search-automation.md

8更新履歴

日付変更内容理由
2026-11-01初版。制約3つ+「フォローではDMできない」を1枚に文字が多くて分かりづらい、端的にしてほしいという指摘
2026-11-01「公式APIでは探すことも送ることもできない」に訂正。無料とPremiumの差の表を追加「APIで探せるが送れない、という理解で合っているか」「課金で何が変わるか」という質問